ジパング国とは

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ジパング国旗 全国地図

概要


  • 穏やかな開国を迎え、幕府が存続した、江戸時代末期から大正時代にかけての日本をモデルとしている。


地理

  • 弧状に延びる列島、および周辺の諸島から成る島国。
  • アスキア造山帯の一部を構成し、火山が多い。河川は一般に短く急流である。

  • 気候は四季の変化に富み、夏は高温多湿で秋に台風が多い。
  • 国土の大部分を山地が占め、水資源が豊富、豊かな生態系を持つ。平野には都市部を除いて水田が広がる。



歴史

  • 建国時期は神話を元に古代まで遡る。アスキア大陸史では僅かな交易品と極西の国との記述に留まる。
  • 長きにわたり未発達の航海技術と鎖国政策によって、アスキア大陸から隔絶されていたが、フォックランド王国の使者渡来によって半世紀前に開国を遂げた。

  • 文明開化に伴い都市部は大発展を遂げているものの、地方では根強い抵抗を受け、未だその殆どが開発途上にある。
  • 倒幕が起こらなかったため、大名や武家、侍といった支配階層が残り、旧来の身分制を保つ。

  • 海外進出に積極的な民族性を反映し、当企画においてはジパングの出身者、またルーツに持つ者が多い。


経済

  • 鉱物資源(石油、鉄鉱、ログ鉱石等)に乏しく、稲作漁業などが主で、官製工場に倣い、都市部を中心に近代工業が急速な広がりを見せるが、手工業が殆どを占める。

  • 好奇心旺盛な民族性から積極的に他国文化との融合を図り、伝統職人によるジパングブランドの確立を目指している。


社会

  • 医療は海外からの情報を得て急激に発展し既に世界水準を達成しているため、渡航に問題はない。漢方針治療などの伝統的な医療技術と併存している。


文化

  • 地理的に隔絶され、長年鎖国下に置かれていた為、ジパング国の宗教文化は大陸と大きく異なる形で発展してきた。
  • 八百万信仰が深く根付き、神道仏教を始めとした多神教国家であり、大陸における魔術と魔導が、ジパング国における陰陽道九十九神に当たる。

  • 宗教家や魔法に長けた者は、支配者による弾圧を除いて寛容に受け入れられ、大陸国の魔女狩りのような大衆による虐殺は発生しなかった。
  • 魔導工作を生業とする技工士(魔導士)は道具にレスを注入する事を「気合いを込める」、若しくは「魂を込める」と表現する事が多く、ジパング人の精神観が垣間見える。

  • また、町民文化より派生した風俗文化が全国的に広がっており、絵画、版画は大陸において高値で取引される。


治安

  • 比較的治安は安定しているが、排斥論が根強く残る地域も存在する。
  • 軍事兵器は国内生産の他、フォックランド王国およびブラックマーケットから購入している。

  • 開国間もない頃、全国地図が国外へ流出したことが防衛上大問題となり、禁制品を売り渡したジパング商人は死罪・国外追放となった。


内政

  • を頂点とした、朝廷と幕府による統治体制。

  • 帝は神聖不可侵にして、国家、臣民および宗教文化の権威として君臨し、幕府が通常の国政を賜る。

  • 伝統と革新が融合した豊かな国家を目指して、富国強兵が進められている。


外交


  • フォックランド王国は、ジパング国の植民地化阻止文化保全を条件に、全ての交易をフォックランド王国経由とし、緩和政策は行ってきたものの、一国の技術文化を半世紀にわたって事実上独占しており、国際化に逆行した時代錯誤な条約として諸外国からの非難が増している。

  • また、諸外国との盛んな交流の裏では、深刻な国際問題の遠因も作り出している。


  クスレドア領有権問題
    • 開国直後、フォックランド王国へ派遣されたジパング人が、当時の生活環境の違いに感銘を受け、王国を黄金の国と称したことが大々的に報道され、ジパング国の労働者がフォックランド王国へと殺到した。

    • その結果、低賃金、悪環境の中でも勤勉に働くジパング移民が、安価な労働力として重宝され、フォックランド人の貧困層が大量に職にあぶれたことから、フォックランド難民が生まれ、後のクスレドア建国騒動へと繋がった。未だその禍根は根強く、ジパング人のクスレドア入国は制限されている。


地域

帝都トウコウ
  • 帝の宮城を中心としたジパング国の首都。帝都と呼ばれる。
  • 古来より朝廷・幕府のお膝元として栄え、和洋折半織り成す珍妙な建築様式が多く見られる。

  • 国内随一の貿易都市として多くの外国船舶が停泊し、大量の船来品が商館へと届けられ、また全国的な普及率は低いものの、帝都では輸入車が走り回る様子を多く見かけることができる。
  • 街道を除き地方道路の殆どは舗装されていないため、国内旅は今も汽車が主流である。


シュンガ通り

  • もさと所縁のある遊郭がかつて所在していたようだが、火事により消失してしまっており、痕跡を辿るのは難しい。


ガロウの里
  • トウコウからやや離れた北西の地に位置する村。運び屋の故郷でもある。

  • 村はずれの山の祠は、妖怪・精霊の溜り場としてダンジョン化しており、修行には最適だが、村掟によって立入が禁じられている。


出身


ルーツ



  • 最終更新:2018-02-09 01:01:04

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